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業(ごう)

サンスクリット語:karman

 意味、用法は多岐にわたりますので、主立ったものを挙げておきます。

1.なすはたらき。作用。

2.人間のなす行為、振る舞い。身(しん)・口(く)・意(い)の三業(さんごう)、すなわち身体の動作・口で言う言葉・心に意志する考えの三つに分けて、動作・言語・意志のはたらきを総称する。

3.行為の残す潜在的な余力。身口意の三業によってなされる善悪の行為が、後に何らかの報いをまねくことをいう。

 一般的には「3」の意味で、そして「あの人は業が深い」などという形のマイナスイメージで、使われることが多いようです。

 しかしながら本来的には、現在の我々の「業」が「因」となって、将来の「果」をもたらすのであるから、我々の現在の行為にこそ意識を集中してそれをコントロールし、自分達の望む「果」を将来得られるようにすべきだと考え、そのような考えの中でこの語を用いるべきでしょう。


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[山仁哲学堂]より
業(ごう)    (08/12/01)
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The Godfather PartⅢ    (08/11/21)

【キーワード】

業,身,口,意,三業,報い,karman、


  

Posted at 08/12/01 15:12 | Edit

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» The Godfather PartⅢ
» 送信元 山仁哲学堂 書評箋 :2008年12月 8日 12:41

一族のもつ「業(ごう)」について考えさせられます。 [詳しくはこちら]


» 因縁果(いんねんか)
» 送信元 山仁哲学堂 :2008年12月14日 12:49

「因」は結果をまねくべき直接の原因、「縁」は「因」を助けて結果を生ぜしめる間接の原因、「果」はこれら「因」「縁」によって生起された結果のこと。 [詳しくはこちら]