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四諦に基づく問題解決法(1) 基本的な考え方


踏まえておくべき基本用語:四諦


 本稿で述べる思考方法は、 人生に生じるあらゆる問題を解決するために大きな効果を発揮するもので、仏教における「四諦」、すなわち「苦諦(くたい)」「集諦(じったい)」「道諦(どうたい)」「滅諦(めったい)」の考え方に基づいたものです。

 ただし、「四諦」という語を仏教の専門用語として解釈したままでは、現代の我々が実際に活用するには若干難しい部分があります。そこで、私が会社経営の場で実践し検証した結果などをもとに、現代の我々にも役立て易いように解釈して説明します。

 方法としては、次の4段階の順に問題を取り扱っていきます。

1(苦諦):問題の現状を正確に認識する。
スタート地点です。冷静に、客観的に問題をとらえましょう。恐怖に駆られたりして目をそらしてはなりません。
2(集諦):問題が生じる原因・プロセスを観察し、正確に認識する。
問題の原因となっている事柄をなるべく細分化し、それぞれを客観的に正確に捉えましょう。
3(滅諦):問題が解決した理想の状態を想定する。
最終的なゴールを、極力具体的に想定しましょう。
4(道諦):理想の状態に至るまでの方法を考え、実行する。
2でとらえた一つ一つの事柄を始点に、3で想定した状態を総合的な終点にし、両者のギャップを詰めるためにはどうすれば良いかを考え、実行しましょう。

 この4段階のうち、重視すべきは1(苦諦)と2(集諦)、特に2(集諦)が重要です。2(集諦)が適切に行われれば、3(滅諦)・4(道諦)については自然と目指すべきものとそこに至る方法が見えてきます。また、逆に言うと、3(滅諦)・4(道諦)が自然と見えてこない時は2(集諦)の作業が不十分な場合がほとんどです。

 以上が基本的な考え方です。続いて具体例を見てみましょう。

......続く


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【キーワード】

問題,解決,四諦,苦諦,集諦,道諦,滅諦,現状,認識,正確,客観,


  

Posted at 09/01/16 13:01 | Edit

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